体のバランスを計る機械があります
桜が岡耳鼻咽喉科の吉川です
9月になりました。ただでさえ忙しいのに台風情報、、、めまいがしそうです。
今日はめまい検査機器についてご紹介します。
人が安定して歩行することができるのは、バランス(平衡)機能があるためです。
この機能は、視覚系、内耳(前庭・三半規管系)、体性感覚系(筋・腱深部受容器系)、脳幹・小脳・大脳などの中枢神経系の働きで維持されています。
当院には重心動揺計という検査機器があります。
重心動揺検査は、直立姿勢に現れる身体の揺れを記録・解析して、からだのバランス(平衡)機能を検査するものです。
このバランス(平衡)機能に障害を起こす疾患として、メニエール病などの内耳の疾患、脳循環障害などの中枢神経障害、加齢による脊髄反射障害などが挙げられます。
重心動揺検査では、バランス維持に関与する内耳系、中枢疾患系、脊髄反射系の機能検査をするとともに、これらの部位障害の原因となる因子を推測するのに役立ちます。
検査方法は、
- 靴を脱いで測定台に直立します。
- 約1.5〜2m前方の目標物を見たまま検査を行います。
- 最初開眼で60秒直立し測定、その後閉眼で60秒測定を行います。
- 検査中は転倒しないように後ろでスタッフが見守ります。
- 計3~5分程度で測定は終わり、すぐに結果をご説明することが可能です。
初診時の症状を確認したり、薬剤治療の効果判定などにこの検査を使用します。
めまいやふらつきでお困りの方は一度ご相談ください。
気圧変化の多いこの時期、できるだけ体調を整えてまいりましょう。
藤沢市鵠沼桜が岡1−8−5−1 0466−28−8711
桜が岡耳鼻咽喉科 院長 吉川沙耶花
「鵠沼、片瀬、鎌倉などにお住まいの方、江ノ電石上・柳小路から徒歩5分の耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。ぜひご活用ください🌸」
(当院にも3台分駐車場はございますが、地図上のP印は近隣コインパークのご案内になります)