のどの詰まりを感じるときは
桜が岡耳鼻咽喉科の吉川です。
時折、のどが詰まるような症状をお感じになることはないでしょうか?「のどにピンポン玉が引っかかった感じがする」「コリコリとなにか動くように感じる」というようなご相談を受けることはよくあります。
当然ですが耳鼻咽喉科では、まずは内視鏡を用いて、炎症や麻痺や腫瘍や狭窄がないかなどを確認します。逆流性食道炎などを疑う場合には胃カメラをお勧めする場合もあります。検査で特に原因となるような病変が見つからない場合、その症状を「咽喉頭異常感症」と呼びます。これは、体調が思わしくない時やストレスを感じる時に「のどが詰まった感じ」を感じる症状です。食事は普通にとれることがほとんどです。がんに対する不安、不安神経症、うつ病など心因的なものが関与している場合もあります。人間はストレスを感じると、頭痛、胃痛、下痢、便秘など、さまざまな症状が出ますが、咽喉頭異常感症も体調のバロメーター的症状の1つです。訴えは、のどの違和感、異物感、絞扼感、閉塞感、ゲップなど人それぞれです。
「咽喉頭異常感症」の治療ですが、もちろんそのストレス源を解決することやリラックスやリフレッシュすることが大切ではありますが、漢方薬を使うこともあります。
ここで、上で少し述べましたが、「咽喉頭異常感症」の原因として、実は患者さんの心情の根底に「がんに対する不安」があるというのはよくある話です。この点では特に耳鼻咽喉科医がお役に立てると考えています。
耳鼻咽喉科では診察中にその場で鼻から内視鏡を通し、のど全体を観察することができます。咽頭癌、喉頭癌、鼻腔癌、口腔癌など、観察によってわかるものもあれば、逆にそのような病気がないことがわかるととても安心されることが多いです。
百聞は一見にしかずです。のどの違和感を感じる、それによって不安が募る ということであれば一度ご相談ください。内視鏡画面を供覧しながら丁寧にご説明いたします。
当院の内視鏡は、持ち手も含めて丸ごと洗浄できる自動洗浄器を用いて洗浄しておりますので、非常に清潔です。ご安心して検査を受けていただくことができると思っています。
桜が岡耳鼻咽喉科 院長 吉川沙耶花
「鵠沼、片瀬、鎌倉などにお住まいの方、江ノ電石上・柳小路から徒歩5分の耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。ぜひご活用ください🌸」
(当院にも3台分駐車場はございますが、地図上のP印は近隣コインパークのご案内になります)