スタッフ紹介①〜ドクターアシスタント編
- 2022年9月22日
- 病院紹介
桜が岡耳鼻咽喉科の吉川です。
今回はスタッフのお仕事紹介をしようと思います。
今回ご紹介するのは、受診してくださったことのある方はすぐわかるかと思いますが、
緑の矢印の席にいるスタッフです。医師事務作業補助者=ドクターアシスタント さんです。
この写真は診察室の風景です。手前のパソコンは私(医師)が使用するカルテです。
ドクターアシスタントさんも、医師と同じ画面を操作して、あうんの呼吸で連動しながら円滑に診療ができるように仕事をしてくれています。例えるなら私とアシスタントさんで餅つきをしているような感覚です。
最近はこのようにアシスタントさんがついてくださる病院も増えてきているとは思います。アシスタントさんの仕事ぶりは本当に素晴らしいのですが、ご承知おきいただきたいのは、決して私が楽をしたいという理由でアシスタントさんが存在するわけではないこと!です 笑
勤務医時代はアシスタントさんがいないので、まず、問診票の確認、必要事項のカルテ記載、常用薬の確認・記載、患者さんから症状を伺い時系列にカルテ記載、そして、耳鼻咽喉科なので実際に診察や処置があります(一見ササッとやっているように見えるかもしれませんが、実はとても繊細な作業です)。その所見をカルテに記載し、必要な検査のオーダーを出します。その間に事務的な作業を行ったり、もう次の患者さんをみることになります。検査が済んだら、結果を確認して所見をカルテに記載して、再度診察。そして診断を下し、治療方針を考え、患者さんに説明をする。場合によっては治療のための処置を行うのに数十分要することもあります。最後にカルテに診断の根拠、治療方針、次回以降の予定を記載し、次の予約を取る。耳鼻咽喉科はお一人の患者さんに対しこのような膨大な作業があり、さらに場合によっては文書作成もあります。膨大な作業に追われる結果、患者さんの待ち時間にダイレクトに影響を及ぼしてしまいます。
耳鼻咽喉科の待ち時間が長いからくりはこのような作業量によるところが大きいのです。
勤務医であれば、病院のシステムに則って仕事をする他ないのですが、せっかく自分で開業するのなら、質の高い医療を提供できる上にできるだけ待ち時間を短縮できるシステムを作りたいという希望がありました。アシスタントさんとは研修の時から入念に準備をし、今や私の右腕どころか3分の2くらいを占める存在になってくれています。アシスタントさんの存在で、私は診療に集中できますし、何より皆様の顔を見ながらお話を聞くことができます。逆に「この先生、カルテ一切書かないで、こっちばっかり見て大丈夫?」と思われた方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
そして、診療面以外で一番良かったと感じるのが、常々アシスタントさんとコミュニュケーションを取りながら診療を行うことにより、医療システムについてすごく勉強ができることです。視野が広がり、医師として今後やっていく中で欠かせない様々な知識を教えてもらっています。
今回はドクターアシスタントさんのご紹介をしました!
そんな桜が岡耳鼻咽喉科スタッフが、つい最近インスタグラムを始めました!
https://www.instagram.com/sakujibi/
より身近に当院を感じていただけるような素朴な投稿をしていく予定です。ご興味ある方はぜひ覗いてみてください。
桜が岡耳鼻咽喉科 院長 吉川沙耶花
「鵠沼、片瀬、鎌倉などにお住まいの方、江ノ電石上・柳小路から徒歩5分の耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。ぜひご活用ください🌸」
(当院にも3台分駐車場はございますが、地図上のP印は近隣コインパークのご案内になります)