まだまだ花粉症に注意:ヒノキ花粉症について
- 2024年3月31日
- アレルギー性鼻炎
桜が岡耳鼻咽喉科の吉川です。
3月が終わりました。4月になるとそれぞれに新しい環境で、心身ともに体調管理も難しい時期かと思います。
当院は、3月のスギ花粉ピークに関わる混雑はある程度落ち着きまして、4月に向けて気持ちを新たにしているところです。
ですが、耳鼻咽喉科を受診される方は花粉症の方ばかりではありません。春は特に新しい環境で緊張したり、慣れない気持ちで疲れたりします。そのような時にはやはり免疫力が落ちて風邪をひいたり、めまいや耳詰まりがしたり、するものです。
と言いつつも、今日もまた花粉症の話をします。
「ヒノキ花粉症」について簡単にまとめます。
・スギ花粉症と並ぶ春の代表的な花粉症
・ヒノキにだけ反応する人は少数派で、スギ花粉症患者のうち約7割がヒノキ花粉にも反応する
・スギ花粉症は、関東地方では4月中旬頃には症状が治まってくるが、ゴールデンウィーク頃まで症状が続く場合は、ヒノキ花粉症の可能性がある
・現時点でスギだけに反応する花粉症の人も、今後ヒノキ花粉症の発症に注意する必要がある
・ヒノキ花粉はスギ花粉より小さいため、ヒノキ花粉症の方が咳や眼症状が強く出る傾向があるといわれている
<春の花粉症の原因植物の花粉カレンダー(鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版より一部抜粋)>
花粉症治療は、原因物質によらず、同様にアレルギー治療を行います。
下のURLをクリックしていただくと、厚生労働省が花粉症予防行動啓発のために発行したリーフレットを読むことができます↓
藤沢市鵠沼桜が岡1−8−5−1 0466−28−8711
桜が岡耳鼻咽喉科 院長 吉川沙耶花
「鵠沼、片瀬、鎌倉などにお住まいの方、江ノ電石上・柳小路から徒歩5分の耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。ぜひご活用ください🌸」
(当院にも5台分駐車場はございますが、地図上のP印は近隣コインパークのご案内になります)