小さなクリニックですがCTがあります
- 2022年8月10日
- 医療機器紹介
桜が岡耳鼻咽喉科の吉川です。
当院の CT(コーンビームCT)をご紹介します。
いわゆるCTやMRIと言えば、横たわって金属のトンネルに入っていく検査というイメージかもしれませんが、当院のものは、座って撮影を行います(歯医者さんのレントゲンのイメージです)。
一般的なCTと比較して、コーンビームCTというのは、被曝量が少なく、画像が精密で、短時間で撮影ができ、すぐ結果がわかるのでその場ですぐ説明を聞くことができるという利点があります。
レントゲンだけではわからない情報がたくさん盛り込まれます。ですので、診療にCTを活用することによって、これまで難渋してきた副鼻腔炎の方や、逆に副鼻腔炎かどうかはっきりしているわけではないのに延々と薬を処方されている方などの現状をしっかりと把握し、適切な診断を下し、適切な治療に結びつけることができます。比較的安全性も高いのでお子さんにも安心して受けていただくことができます。
ただ、検査費用が3割負担で約3000円程度かかってしまうため、もちろんレントゲンで病状が把握できる場合には無理にCTをとるわけではありません。
これまでの経過をお伺いしながら、必要性に応じて適宜CTで病状を確認し、治療に取り組みます。その治療経過をしっかり把握するために、間隔を開けて再撮影する場合もあります。お薬だけで太刀打ちできないことがわかれば手術に関してのお話などもできますしその際は適切な医療機関をご紹介いたします。
内覧会の際に、「こんな小さなクリニックにこんな機械があるの?!」と驚かれた方もいらっしゃいましたが、私にとってはとても役に立つ機械ですし、何より皆様がご自身の病状を把握して、適切な治療を受けられるという素晴らしいメリットがあります。
長いこと副鼻腔炎のような症状に悩まされている方は、ぜひご相談ください。
藤沢市鵠沼桜が岡1−8−5−1 0466−28−8711
桜が岡耳鼻咽喉科 院長 吉川沙耶花
「鵠沼、片瀬、鎌倉などにお住まいの方、江ノ電石上・柳小路から徒歩5分の耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。ぜひご活用ください🌸」
(当院にも3台分駐車場はございますが、地図上のP印は近隣コインパークのご案内になります)