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花粉症が大変!!自宅でできるケアについて|桜が岡耳鼻咽喉科|神奈川県藤沢市鵠沼の耳鼻咽喉科・アレルギー科

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院長コラム

花粉症が大変!!自宅でできるケアについて|桜が岡耳鼻咽喉科|神奈川県藤沢市鵠沼の耳鼻咽喉科・アレルギー科

花粉症が大変!!自宅でできるケアについて

桜が岡耳鼻咽喉科の吉川です。

花粉飛散本格化、皆様とてもおつらそうです。クリニックには毎日たくさんの方がいらっしゃいます。

そこまで花粉症で苦しんだ経験のない私も、今年は「えっ?まさか」という症状を感じています。目はかゆいし、のどはモゾモゾしますし、肌はヒリヒリします。

今回のコラムでは「ケア」についてお伝えしようと思います。

(1)鼻洗浄
鼻に入った花粉やホコリなどを洗い流しましょう。水道水を使用すると痛いですので、生理食塩水を使うか市販の鼻洗浄液を使用しましょう。鼻洗浄用ボトルは通販などで販売されていますし、ドラッグストアには多くの専用液(+ボトル)が販売されています。

<生理食塩水の作り方>

材料:水500mLに対して塩4.5g(小さじ1杯)を用意します。
水を一度沸騰させてから、塩を混ぜ溶かし、体温より少し高めの水温(40~41℃程度)まで冷まします。作り置きはせず、毎回作って使い切りましょう。ちなみに塩はアジシオではなく、普通の塩を使用してください。

<鼻洗浄の方法(一例)>

① 鼻洗浄器に生理食塩水を入れます。
② あごを引いて下を向いた状態で、鼻の穴に鼻洗浄器を当てます。
③ 「あー」と声を出しながら、鼻の中に生理食塩水を入れます。
④ 鼻または口から、生理食塩水を出します。両側行いましょう。

(2)鼻ワセリン
繰り返して鼻をかむと鼻が荒れますので、荒れてしまったら鼻の入り口に白色ワセリンを塗ってください。ワセリンを塗布することにより、その油膜が花粉の鼻内への侵入を阻止するため、花粉症対策としても優れています。簡便ですのでお勧めです。目の周りに塗るのもよいとされます。清潔な指にワセリンを取り、目の周りを一周するように目の下とまぶたに塗ります。その際ワセリンが目に入らないように気を付けてください。鼻や目をこするとアレルギー症状が悪化します。触らないことも重要です。

(3)室内の加湿
粘膜機能が低下しないように、室内を加湿して水分を補いましょう。

(4)マスク&メガネ(ゴーグル)
マスクは花粉の吸入量を少なくするため有用です。また、花粉症でない人が新たに花粉症になる可能性を低くすることも期待されています。ただし、風が強い時などはマスクをしていても完全防備とまではいえないかもしれません。そして目に入ってくる花粉を減らすことも重要です。メガネも効果的ですし、横からの侵入も防ぐためにはやはりゴーグルでもいいと思います。メガネ屋さんや100円ショップにも売っています。

(5)ホットタオルパック
濡らしたタオルをレンジで温めて顔に乗せパックすると鼻通りがよくなります。

近年は日本人の2人に1人が花粉症持ちといわれています。対策しながらなんとか乗り切りましょう!

お役に立てると幸いです。

藤沢市鵠沼桜が岡1−8−5−1 0466−28−8711

桜が岡耳鼻咽喉科 院長 吉川沙耶花

「鵠沼、片瀬、鎌倉などにお住まいの方、江ノ電石上・柳小路から徒歩5分の耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。ぜひご活用ください🌸」

(当院にも5台分駐車場はございますが、地図上のP印は近隣コインパークのご案内になります)

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